子宮を守ろう
-実例:A子さんの場合-

■A子さん…21歳、大学生

「M市の子宮頸がん検診のハガキがきていたよ。」とお母さんに言われ、勇気を出して婦人科を受診しました。医師は「超音波検査で子宮・卵巣に異常はありません。性交経験があるので子宮頸がん検診をしました。結果は2週間後にお話しします。」と言われました。
「あっという間に終わって良かった」と思っていたら、2週間後に子宮頸がん検診で異常があると言われ、驚いています。

解説:子宮頸がん検診は、子宮頸部の細胞を採ってスライドグラスに塗り、染色して顕微鏡でみる検査(細胞診検査)を行います。A子さんの細胞は異常があり、子宮頸部円錐切除術が必要でした。子宮頸部円錐切除術は子宮の入り口を削り取る手術で、3日くらいの入院が必要です。円錐切除術の結果、前がん状態である高度異形成でした。

A子さん:はじめは「異常」といわれてショックだったけれど、「簡単な手術で子宮も残ります。妊娠もできますよ。」と言われ安心しました。今は検診を受けて早く見つかって良かった、と思っています。検診を受けていない友達にもぜひ勧めます。

解説:A子さん、良かったですね。 ほとんどの女性が一生に一度はHPVに感染するといわれています。そのうちの10人に9人は免疫力でウイルスを追い出すため、1〜2年で自然にHPVが消えます。しかしまれにHPVに感染した状態が長く続くと、細胞が変化を起こす(これを「異形成」といいます)ことがあります。異形成になっても、多くの場合、自然に正常に戻りますが、中には異形成の程度が強くなり、さらに進行すると癌細胞に変化してしまうこともあります。HPVに感染してから子宮頸がんになるまでは、平均10年くらいかかるといわれているので、HPVに感染した段階や、細胞が変化を起こした段階で早く気づいて、進行しないかどうか、しっかり見張っておくことが大切です。


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